「FX」とは!!

FXとは英語のForeign Exchange(外国為替の意)を略したもので、外国為替保証金取引、外国為替証拠金取引とも同じ意味を指します。

 

この「外国為替」とはお金を交換することを意味しています。世界中にはたくさんの国があり、それぞれ独自のお金を使用しています。たとえばアメリカでお金を使う場合、両替所などで日本円を米ドルに交換しますが、この交換こそが外国為替そのものといえます。

 

為替差益とは、為替レートが変動することで利益が生じることです。

 

【為替レート】

円とドルを交換するとき、1ドルは何円になるのでしょう?このときのドルの価値をあらわしたものが為替レートです。テレビや新聞で「1ドル=100円」などと言うことがありますが、これは「1ドルの価値は100円と同じです」という意味があるのです。この為替レートはいつも同じというわけではなく、日々変化しています。

 

円高・円安】

為替レートの仕組みからもわかるように、通貨の価値は相対評価で決まります。外国通貨の価値が上下に動けば、相対的に円の価値も上下します。これが円高や円安という現象を生み出すのです。

 

円高とは文字通り日本円の価値が高くなることです。例えば100円で1ドルを買えていたのが、50円で1ドルを買えるようになったとしましょう。この場合、元々の資金(100円)で2ドルも買えるようになったため、円の価値が高まったと判断できます。

 

ドル側から見れば、もともとは1ドルで100円を買えていたのが、50円しか買えなくなったため、相対的にドルの価値が低くなったといえます。つまり、1ドル=100円が1ドル50円に為替レートが変化したことは、円高ドル安が進んだことを意味します。

 

反対に、円安とは日本円の価値が低くなることです。例えば100円で1ドルを買えていたのが、200円で1ドルを買えるようになったとしましょう。いつもと同額のドルを買うためには通常より2倍もの円を支払わないといけないため、円の価値は低くなったと考えられます。相対的にドルの価値は高まったため、円安ドル高になったといえます。

 

【レートが安いときに買い、高いときに売る】

FX投資家はこのように日々変化する為替レートをみながら、通貨を安いときに買って高くなったら売る、という取引をして利益を得るのです。例えば、ドルが安い時、つまり円高ドル安の時にドルを買い、ドルが高いとき、つまり円安ドル高になったときにドルを売れば、その差額を収益として得られます。なお、この通貨の価値の差で得る利益を為替差益といいます。

 

FXではレバレッジを使うことで、少額でも取引ができるなど多くの魅力があります。

【FXはレバレッジを使って少額でも大きな取引ができる】

レバレッジによって少額から取引できるのが、FXの魅力です。レバレッジとは、口座に預けた資金の最大25倍(個人の場合)もの取引を可能にする仕組みを指します(※1)。逆にいうと少額の資金でも取引できることを意味しますが、この資金効率のよさがFXの大きな特徴です。実際に外為どっとコムでは取引保証金額が10万円未満としている方が最も多く、少額取引の高いニーズを裏付けています。